「はだかの王様」の物語は、おしゃれな王様に詐欺師の仕立て屋がだますというお話しでした。本音と建て前という意味では今も昔もあります。
正直に向き合える目を持つ勇気についてかきました。
口が達者な仕立て屋は「心が、けがれているとこの衣装は見えないのです」と言って、服を作っていないのに作ったふりをするのです。
まんまと王様は騙されてしまい、高額がお金を支払うのです。王様の部下たちも嘘だとは言えずに服が完成していきます。
仕立て屋は王様だけではなく側近達をも巻き込んでいきます。
嘘を見破るのはこどもでした。
「王様は裸だ!」と
王様がやっと気づきました。
直近の部下たちも誰も本当のことはいいませんでした。

自分の回りに集まる人がどちらかなと考えさせられます。自分の周りにいらっしゃるかたは一体どちらでしょうか。
こどものようにはっきりと真実を話てくれる、人は居ますか?
怖がって自分に本当のことを話していないだけではありませんか。と自分にも問いかけるのでした。
時には王様の気持ちになってみるのもいいです。鏡に映った自分の姿を自分で判断できないことも、大きな問題になるものと思いますね。
鏡を見て似合っていると言ってもらえることをうのみにしてしまっているかもしれません。
無意識に似合っていないのに、似合っていると思い込んで着ているだけになっているのかもしれません。時には、はっきり言ってくれる存在がどんなにありがたいのか実感いたします。
それが、毒舌であってもしっかり聞かせていただきたいものです。
最後までお読みくださってありがとうございました。